スマートフォンアプリの勉強として最初に作るべき機能やおすすめの課題は?特別に勉強に適している機能とその設計書を公開します。
私の記事をいくつか読んでくださった方の中には「自分の作りたい機能がわからない」、「なんでも良いって言われると逆に悩んでしまう」、「おすすめの課題を教えて」 などと思っている人も多いのではないでしょうか
今回はそんなあなたに対して、「スマートフォンアプリの開発の勉強に適している機能」についてご紹介します!
未経験から業界に入り、必死に勉強してきた私が、始めた頃はどんな勉強をしていたかを踏まえて、おすすめの課題についてご紹介します。
おすすめの課題とその課題をこなすことでどんな知識や技術が身につくかについても詳しく紹介していきます。
初心者の方にもわかりやすく解説していきますので、良かったら最後まで読んでみてください!
本記事の流れとしては、
1.私が勉強のためにこなしてきた課題
2.おすすめの課題と身に付けるべき知識・技術と簡単な設計書
このような形で説明します。
1.私が勉強のためにこなしてきた課題
始めた頃
未経験から業界に入ったため、最初は本当に何の知識もありませんでした。
そのため、まずは簡単な用語や基本的な考え方などを参考書を用いて勉強していました。
例えば、「関数」や「変数」といった用語だったり、データベースについての考え方などですね。
合わせて基本情報技術者試験の勉強も行なっていました。
基本情報技術者試験の勉強については業務で活用できるかというとそこまで活用はできていませんが、情報処理の基本的な知識が習得できるため、おすすめできます。
知識がある程度付いたら
知識がある程度付くの基準については、一通り参考書の中の基礎知識部分を覚えられたらくらいで大丈夫です。
余裕のある方は基本情報技術者試験の午前部門の勉強を1週やっておくと良いと思います。
そのくらいの知識がついたら私は開発の実践を行いながら勉強を進めました。
初めて作ったアプリはスマートフォンで動く電卓アプリでした。
電卓アプリは、スマートフォンアプリで重要となる以下の点について学ぶことができます。
●ボタンやテキストラベルといった各部品の配置の方法
●部品をタップした際の制御
●テキストラベルへの反映
開発の基礎となる部分ですね。
この3つができるようになるだけで、開発の幅がかなり広がります。
電卓アプリの次に作成したアプリ
電卓アプリの次に作成したアプリはクイズアプリを作成しました。
内容は固定となりますが、クイズテーマを複数作り、リスト表示ができるようなアプリとしました。
そろそろ何を言っているのかよくわからないと感じている方も多いかと思いますので、リスト表示をお見せします。
このような形で、リストのように表示される画面を作成したというところになります。
クイズアプリを作成したことで以下のことを学ぶことができました。
●リスト表示
●配列
●条件分岐
このあたりまで学ぶことができればスマートフォン開発の基礎は学べていると思います。
クイズアプリの次に作成したアプリ
クイズアプリの次に作成した(勉強として最後に作ったアプリ)ですが、社員管理アプリを作成しました。
説明することが難しいのですが、以下の機能を含んだアプリになります。
●社員の追加・削除・編集
●社員を部署ごとに振り分け可能
●アプリ内DBへの保存
簡単に説明すると上記のことが可能なアプリとなります。
今までの応用となるようなアプリで、電卓アプリとクイズアプリで使用した機能+アプリ内DBがわかれば、意外と簡単に作成できるアプリになります。
このような流れで私は勉強を行なってきました。
今までの流れでなんとなくわかってしまっているかもしれませんが、次の章ではおすすめの開発課題についてご紹介させていただきます。
2.おすすめの課題と身に付けるべき知識・技術
おすすめの課題
おすすめの課題は今までの流れで説明してきたアプリの製作になります。
●電卓アプリ
●クイズアプリ
●社員管理アプリ
特別に簡単な設計書のようなものを用意しましたので、こちらを活用してぜひアプリを作成してみたください!
身につけるべき知識・技術
スマートフォンアプリを開発する中で必要となる知識はたくさんありますし、どれだけ勉強しても全てを網羅することはできません。
しかし、よく使う基本的な機能については学んでおくことが大切です。
例えば、
●レイアウトの配置の仕方
●部品をタップした際の制御
●画面遷移
●テキストの表示
●画像の表示
●リスト表示
●グリッド表示
●変数・関数の活用
などになります。
まだまだ他にも必要な知識はありますが、最低限この辺りは習得しておいた方が良いと思います。
先ほどご紹介した課題では、上記の知識はほとんど網羅していると思います。
そのため、ぜひ一度設計書を見て、アプリを作成に挑戦してみてください!
3.まとめ
今回は「スマートフォン開発の勉強におけるおすすめの課題、習得すべき知識・技術」についてご紹介しました。
お伝えしたかったポイントは、
・まず初めは基本的な知識の習得が必要
・ある程度知識が付いたら開発をしながら勉強する
・おすすめの開発課題は電卓・クイズアプリ・社員管理アプリ
です。
特別に設計書も公開していますので、参考にしてみてください!
最後にスマートフォンアプリ開発の勉強におすすめの参考書を紹介します。
参考書の購入を考えている方は参考にしてみてください。
● Kotlin
1.やさしいKotlin入門(私も使用していました)
2.基礎&応用力をしっかり育成! Androidアプリ開発の教科書
● Swift
1.詳解 Swift 第5版
2.[改訂新版]Swift実践入門